今年度から小学校の授業としてプログラミングが始まりますね。
そもそもプログラミングって何?
と思っている方もいるのではないでしょうか。
そこで今回は、初心者の方でも「なるほど、わかった!」と思えるように、なるべく図解でわかりやすく解説します!
【本記事の信頼性】
この記事を書いている私は学生~社会人まででプログラミング歴9年ほど。
過去には、ITエンジニアの国家試験である「基本情報技術者試験」「応用情報技術者試験」にも合格しています。
プログラミングとは?
ズバリ、一言で表すとプログラミングとは
コンピュータに、やって欲しい処理(動作)を行うよう順番に指示すること
です。
つまり、「こうやって動いて欲しい!」とコンピュータに指示を出すことをプログラミングと言います。
ちなみに、このプログラミングを行う際に使う言葉をプログラミング言語。プログラミング言語を使って書かれた指示のことをプログラム。プログラムを書くことをプログラミングと言います。
「プログラミングとは何か」具体例を2つ使って説明します!
言葉だけでは、なかなかイメージしにくいと思いますので具体的に絵を使って説明します!
具体例1:目的地までの道を教える場合
まず具体例1では、イメージがつきやすいようコンピュータと関係のない例を使って、説明をします!
ある日あなたがお散歩をしていると、道を聞かれました。
目的地までの行き方を教えてー
この場合、目的地までの道順を下記の通り説明すると思います。
① 道を真っすぐ進む
② 突き当りの信号を右に曲がる
こう伝えることで、ヨクワカル君は目的地に無事到着することができます!
ありがとー
プログラミングも道順を説明する作業と同じです。
つまり、具体例1の場合のプログラミングとは、
コンピュータに対して目的地までの道順を説明すること
です。
具体例1の説明は以上です。
具体例1では、日常で起こりそうな事を例にプログラミングについて説明しました。
具体例2では、実際にプログラムが使われている身近なものを例にして説明します。
※具体例1の説明で「よくわかった!」という方は、具体例2は読み飛ばしてOKです!
具体例2:炊飯器でお米を炊く場合
ある日、ヨクワカル君は炊飯器でお米を炊くため、「炊飯スタート」のスイッチを押しました。
この場合、炊飯器が行う動作は下記の通り動きます。
① 炊飯をスタートする
② お米を炊く
③ 炊きあがったら、終わったことを知らせるために音を出す
上記が「炊飯スタート」のスイッチを押された時に、炊飯器が行う動作です。
つまり、具体例2のプログラミングとは、
コンピュータ(炊飯器)に対して目的達成(お米を炊く)に必要な動作を順番に行うよう指示すること
です。
具体例2の説明は以上です。
ここまで、プログラミングについて説明してきましたが、
コンピュータに指示をするためには、プログラミング言語というコンピュータ専用の言葉を使って指示を出します。
次は、そのプログラミング言語について説明します。
プログラミング言語とは何か?
プログラミング言語とは、
人間がコンピュータに指示する時(プログラミングをする時)に使う言葉
です。
コンピュータは人間の言葉を理解することができません。
そのため、コンピュータに行ってほしい処理(動作)を指示する時には、私たちがコンピュータ専用の言葉を使って伝えてあげる必要があります。
※Alexa(アレクサ)やSiri等は人間の言葉を理解しているように見えますが、厳密に言うとコンピュータが人間の言葉を理解しているわけではありません。
※プログラミング言語については、こちらの記事で詳しく説明しています!
プログラミングを勉強することで身に着くこと
ついに今年度から小学校でもプログラミングの教育が始まりましたね。
文部科学省の教育手引きによると、プログラミングを勉強する狙いは
「思考力・判断力・表現力」を身に着けるため
だと書いていますが、個人的にはプログラミングを勉強することによって身に着く力はもっと沢山あると感じています。
プログラミングは新しく始まる教科でなかなか難しいかもしれませんが、勉強する時にも将来社会に出ても、役立つ力を身に着けるために良いと思います!
プログラミングを勉強すると良いことが沢山あるんだね
まとめ
「プログラミングとは何か?」についてできる限りわかりやすく説明しました。
つまり、プログラミングとは
コンピュータに、やって欲しい処理(動作)を行うよう順番に指示すること
です。
小学校でも必修化が始まりプログラミングを学ぶことにより、今後勉強や社会で役立つ力を身に着られるのではないでしょうか!
難しく考えず、とりあえず初めて見るのもありだよ
特に「この言語を勉強したい!」というものがなければ、小学生用の教材としても紹介されているScratch(スクラッチ)を試してみてください!
Scratch(スクラッチ)は無料で使えて、ブロックを組み合わせることで直感的にプログラミングができるので、まずScratch(スクラッチ)で初めてみても良いと思います!